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紅茶好きの管理人が読んだ読書の記録のためのブログ。ネタバレありですのでご注意ください。
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マユリ
性別:
女性
自己紹介:
Since2010.11.26
総読書感想数 430

読書と音楽とゲームとおいしいものと人形をこよなく愛する多趣味な人間です。
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“文学少女”と死にたがりの道化 (ファミ通文庫)
“文学少女”と死にたがりの道化 (ファミ通文庫)
  • 発売元: エンターブレイン
  • 価格: ¥ 588
  • 発売日: 2006/04/28

野村美月 著 竹岡美穂 イラスト
お勧め度★★★★☆(4・5位。本が好きな人なら好きなはず! なシリーズです。)

なにも起こらないこと。
誰も好きにならないこと。
痛みも悲しみも絶望もなく、おだやかに生きてゆくこと。
そんな毎日をぼくは願う。

“文学少女”シリーズの第一作目。本が好きなことと、イラストに惹かれて借りました。
面白かったです! 一気に読んでしまいました。
なにより、物語を食べてしまいたいくらい愛している(そして本当に食べてしまう)文芸部の天野遠子先輩が本当に魅力的。もう彼女の存在だけでこの物語は素敵と言えるくらい素敵です。
遠子先輩の語る本に対する愛情に満ちたコメントも良いなと思います。ちょっといろいろ読んでみたくなりました。

このシリーズは文学作品を題材としているようで、今回の題材は太宰治の『人間失格』
私は恥ずかしながら未読なのですが、この文学少女のすごいところは、人間失格を読みたくなってしまうところですね。
この人間失格を軸に物語は進んでいきます。
語り手は文芸部のただ一人の後輩、井上心葉。
何もない穏やかさを願いながらも、人の良さから事件に首を突っ込んでしまう、最近のラノベの主人公によくある性格です。
この心葉君も過去にいろいろあるようで、そのあたりも物語の軸になっていくんでしょうね。でも今回はあまり語られなかったので、断然遠子先輩のほうが素敵に見えてしまいます。
心葉君が過去にいろいろあったことを、遠子先輩は知らないはずなのですが、それでも温かく手を差し伸べてくれる…。そんなところがたまりません。
遠子先輩が物語を食べるという設定は、インパクトに反して物語に(少なくとも今回は)あまり必要でないように思えたので、そのあたりの堀り下げも期待です。
また、今回ちょっと出てきた琴吹さんと、姫倉さんのキャラクターも良いですね。彼女たちの今後の活躍にも期待です。

お話としては、なかなかシリアスなお話です。でも人がたくさん死んでるのと、ちょっと思考が短絡的なところはやっぱりラノベなのかな。

とはいえ、読ませる力のある物語です。
イラストも素敵だし、個人的にはかなり満足できた一冊でした。お勧めです。

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試験に出る竜〈ドラゴン〉退治 (スマッシュ文庫)
試験に出る竜〈ドラゴン〉退治 (スマッシュ文庫)
  • 発売元: PHP研究所
  • 発売日: 2010/03/09

日昌晶 著 あかやま壽文 イラスト
お勧め度★★☆☆☆(ラノベとしては駄作だと思います)

「相手が強いから──だから、このまま尻尾をまいて逃げるの?」

あまりにも暇だったので、ラノベが散乱してる兄の部屋から適当に1冊完結の本をチョイスして読んでみました。ドラゴン好きだし。
あまりラノベは読みませんが、さすがにこれは凡作だと思います。駄作と言えるかも。
ファンタジー版の学園日常生活物と言えばそうなのですが、あまりにも内容が薄いし、馬とか鎧とか武器のうんちくが多いし、主人公は個性がないし特殊能力役に立たないし。

同級生の女の子3人の個性はそれなりに光り可愛いのですが、上記のうんちくなどでページが割かれているので、あまり会話とかもないのが残念。その会話も勢いと品のないエロといじりで成り立ってるからなんかなあー。

3章までたわいもない学園生活をやり、4章でとってつけたようにドラゴンが出るのですが、その構成もいまいち。
個人的には一話完結ものでたびたびドラゴンが出てくるほうが面白いし、好きです。

設定は光るものがあるのに、構成や世界は小さく収まりすぎている印象で、とにかく薄いです。
イラストもいっぱい入っていて、時には2ページ置きくらいに出てくるのですが、そこまで魅力的な挿絵でもないので、いまいちかも。

少なくとも、自分じゃ絶対買わないラノベです。

それなのに後書きが微妙に上から目線だし、こんな作者からラノベの書き方教わっても、面白いものが書けるか疑問と思いました。

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冴木忍 著 鶴田謙二 絵
お勧め度★★★★☆(味わい深い佳き短編集です。)

「志は立派だが、現実は厳しい。道士というのは、人間の醜い面を正視する仕事だからな。狡さ、醜さ、おぞましさを見て、やがて君も知るだろう。人間こそが魔物だということを」

道士リジィオの4冊目。そして現在では刊行されているシリーズ最後の巻です。
この巻には、「久遠の微笑」「眠れぬ夜の……」「月の痕」「虹色の封印」「刻の静寂」の五編を収録。
「虹色の封印」にはルーチェンやリジィオの兄弟子などが出てきます。

今回の話はどれも、しんみりとした味のある雰囲気なのがいいですね。
まさに冴木さんの得意なお話と言ったところでしょうか。
お話の長さも50ページくらいの物がほとんどで、よくまとまっています。
相変わらず人間の怖さみたいなものが書かれていますが、それと同じくらい人は優しくなれるものなのですね。

個人的には、シザリオンのお兄さんが出てきたり、スティンの過去が明らかになったりする「刻の静寂」はお気に入りです。
お話的にいえば、「虹色の封印」もなかなかいいですね。

この話、もう10年以上新作が出ていないことが残念でなりません。とてもいい話だと思いますし、今読んでも色あせない話だと思うので、ぜひ新作が出てほしいなぁと思います。
まあでも連作短編なので、長編の作品ほど、「続きが気になる!」って感じではないのですが、もっとリジィオの活躍がみたいなー。

それにしてもスティンってこんな顔してたのか……。(挿絵より)
イメージとかなり違って驚きました。

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冴木忍 著 鶴田謙二 イラスト
お勧め度★★★★☆(今までと毛色の違う話もあっておすすめ)

「道士というのは、因果な仕事です。自分の生命と生活を削って、困っている他人を助けている。時には他人のために、自分の愛する者を失ってしまう。……辛い仕事です」
 アルーンの言葉がリジィオの胸に刺さった。道士が辛い仕事であることを、リジィオも知っているからだ。

道士リジィオの第三巻。題名は、きらのロンドと読みます。
刊行ペースが本当に3年寝太郎です。次はオリンピック男だからなぁ……。リジィオ好きなんですが、何でこんなに刊行に恵まれないのか。
それにしても、表紙のリジィオが美しいですねー。お気に入りです。

今回の巻には、「煌の輪舞曲」、「緑の記憶」、「呪文の行方」、「夢の雫」、「黄金の地平」の五編を収録。
リジィオの借金返済の旅に、新たに超音痴な道士の幽霊が加わったりして……?
という話です。

個人的に、このシリーズは、明るく見えて実は相当怖いというか、救いのないというか、そう言うちょっと暗い話です。人間の暗い部分を見るのが道士という仕事なんでしょうか。
だからこの巻も、道士の仕事の辛さというのがよく描かれている巻です。
それでも心が少し温まり、救われたような気持ちになるラストを描く冴木さんのこういうテイストの話は、好きなんですけどね。

今回の話で言うと、「夢の雫」は今までとちょっと毛色というか、視点が違います。こう言う話もなかなかいいですね。
でも個人的なお気に入りは「緑の記憶」でしょうか。一番ファンタジーっぽい話だと思ったので。

短編集で、簡単に読めてしまうお話しなので、おもしろく気軽に読めるラノベ等を探している人にはお薦めのシリーズです。
刊行分のあと一冊も楽しみです。

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夢みる佳人 (富士見ファンタジア文庫―道士リジィオ)
  • 発売元: 富士見書房
  • 発売日: 1994/02

冴木忍 著 鶴田謙二 イラスト
お勧め度★★★★☆(やっぱりこのシリーズは面白いです)

「もし、あなたがエヌンドを殺さなかったら、逆にあなたが殺されていたに違いない。財産を独占するためにね。だから、そのことについてとやかく言うつもりはない。だが、死者には死が必要だ。エヌンドを死なせてやりなさい 」

道士リジィオシリーズの第二段。刊行ペースからオリンピック男とかちまたで言われるリジィオですが、最近はオリンピックどころか10年くらい出てませんからね…。
でも、やっぱり面白いシリーズであることには変わりありません。
今日も今日とて父親の借金返済に明け暮れるリジィオ。それについてくる借金取りで幼馴染のスティンと押しかけ弟子のシザリオン。

この巻には「夢みる佳人」「君のための子守唄」「優しく歌って……」「月の彼方の道」「空の石 海の虹」の五編を収録。最後の一篇がリジィオの出自に関する話という構成も前の巻と一緒です。

今回の話は、よりハートフルになりながら、ファンタジーでもあり、そうして何より人間の心の内が生み出すような、ちょっとぞっとする暗さというようなものが際立った巻という印象です。
だからなんというか、リジィオの優しさに救われるんですよね。

今回の話も、どれもお勧めです。
個人的に「空の石 海の虹」に出てきたルーチェン少年が好きなので、お気に入りを挙げればそれでしょうか。
それにしてもリジィオ、口絵とかみるとやっぱり美形ですねー。
やっぱり鶴田謙二さんの絵がとっても素敵です。
前の巻に比べると、ファンタジーというものに対するアプローチがより内面的、心情的になった気がしますが、やっぱり素敵なファンタジーです。
ただ、どんどん色々な人と縁を結んでいくので、更に賑やかになりそうな予感。
あと2冊しか刊行されていませんが、そちらも楽しみです。

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