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紅茶好きの管理人が読んだ読書の記録のためのブログ。ネタバレありですのでご注意ください。
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HN:
マユリ
性別:
女性
自己紹介:
Since2010.11.26
総読書感想数 430

読書と音楽とゲームとおいしいものと人形をこよなく愛する多趣味な人間です。
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赤い蝋燭と人魚
赤い蝋燭と人魚
  • 発売元: 偕成社
  • 価格: ¥ 1,470
  • 発売日: 2002/01

小川未明 文 酒井駒子 絵
お勧め度★★★★★(未明の文も酒井さんの絵も本当に素敵。大好きな本です)

娘は、手に持っている蝋燭に、せき立てられるので絵を描くことができずに、それをみんな赤く塗ってしまいました。
娘は、赤い蝋燭を自分の悲しい思い出の記念に、二三本残して行ってしまったのであります。

何度もいろいろなクリエイターの手で手がけられている小川未明の名作童話を、酒井駒子さんが素敵な絵本に仕上げました。
人間に対するあこがれ、怒りなどが、未明の美しくも暗い痛烈な文章で克明に描かれています。
酒井さんの絵は繊細で美しく、そうして切なく、色味を抑えていて、やっぱりどこか海の底といった風情を醸し出しています。
童話にもいろいろありますが、未明のこの童話はまさしく日本の童話といった感じの妙があるところがたまりません。
酒井さんの絵も暗いばかりではなく、明るい絵とのコントラストが鮮やかで、はっとさせられます。

それと同時に、人間に対する感情も鮮やかに描かれていて、とにかくこの物語を覆っているのは、痛いくらいの悲しみです。酒井さんの絵は、それをよくあらわしている素晴らしいものだと思います。

小川未明の童話を初めて読むという方にもお勧めの一冊。でも、子供が読むには少し怖いので、大人向きの童話だと思います。
とにかく、手元に置いておきたくなる、そんな大好きな、素敵な絵本だと思います。

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原題 The Truthful Harp
ロイド・アリグザンダー 著 エバリン・ネス 絵 神宮輝夫 訳
お勧め度★★★★★(教訓的ですが、素直に良いお話です)

プリデイン物語の外伝その2。この話の主役はフルダー・フラムです。
挿絵を見てもそう思うのですが、この話を読むとフルダー・フラムがとてもかわいく、実直で誇り高く、より良い人に思えます。
フルダー・フラムがいつも持っている、まことを言わないと切れてしまう弦を持つ竪琴の話。
とにかくこの本の中のフルダーはとてもいい人。お城で自分の民と遊ぶとかある意味かわいいです。

内容的に言うとちょっと教訓臭い気もしますが、それがこの本のいいところでもあると思います。
そしてフルダーのあの大言壮語する癖の裏側には、こんな理由があったのですね。
とにかくフルダーが良い人すぎて、より好きになります。
プリデイン物語はもちろん、すべての物語を愛している人にお勧めしたい一冊。

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コルと白ぶた (1980年) (児童図書館・絵本の部屋)
  • 発売元: 評論社
  • 発売日: 1980/01

原題 Coll and His White Pig
ロイド・アリグザンダー 著 エバンス・ネス 絵 神宮輝夫 訳
お勧め度 ★★★★★(簡単でありながら深く、プリデインの外伝として以外でもお薦めです)

プリデイン物語の外伝と言うべき絵本。その存在を知らない方も多いのでは?
これは一巻で示唆されていた、コルと白ぶたヘン・ウェンの物語です。プリデインの前日譚的なお話です。

内容は、ヘン・ウェン以外にもさまざまな動物が出てくる冒険ものです。
プリデインの外伝としてはもちろんですが、普通の絵本としても十分楽しめます。
絵がちょっと外国的ですが、悪くはないと思いますし。
とても単純な絵本なのですが、なかなか深い物語で、大人が読んでもいいなぁと思える話でした。
プリデインは物事の理想について、とてもまっすぐで真剣に向き合ってる物語だと思いますが、この話も例外ではありません。
ただ、プリデインを、少なくとも一冊読んでからの方がより楽しめると思うので、ぜひ併せて読んでみてください。
お勧めの一冊です。

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あんびるやすこ 作
お勧め度★★★★★(子供はもちろん、大人も童心に帰って楽しめる一冊)

あんびるやすこさんの絵本です。
妹尾ゆふ子さんの魔法の庭を読んでいた時に、魔法の庭つながりで本の存在を知り、その絵のかわいらしさにノックアウトして思わず読んでしまった本。
お話の内容は、ある日ジャレットという女の子のところに一通の手紙が届くところから始まります。
それはジャレットに魔女トパーズの家を相続する権利があるというもの。
しかしその家を相続する条件は、一週間家にすむこと、この家に気に入られること……の二つ。
ジャレットは一週間をどのようにして過ごすのでしょうか? というお話。

私はわかったさんとかこまったさん世代なのですが、そういったシリーズに通じるところのある絵本です。
何より絵がかわいらしく、お話も、思わず引き込まれてしまう面白いものでした。
いろいろなハーブのほかに、六匹のかわいい子猫も出てくるので、猫好きな方には特にたまらない絵本だと思います。あと、ハーブが好きな大人の方にもお勧めです。

正直、最初はちょっとどうかな? と思っていたのですが、とても面白かったです。
あたたかい気持ちになれる本でした。
お勧めです。
 
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ドローセルマイアーの人形劇場 (グリーンフィールド)
ドローセルマイアーの人形劇場 (グリーンフィールド)
  • 発売元: あかね書房
  • 価格: ¥ 1,260
  • 発売日: 1997/03

斉藤洋著 森田みちよ絵
お勧め度★★★★★(大人にこそ読んでほしい一冊です!)

図書館で用事を行っていたら時間が余ったので手にとった本。本当はこの作者様の別の本が読みたかったのだけれど、時間の都合上こちらを読みました。
その結果、やっぱり本って来るべきして読者の手元に来るんだなぁと実感した本です。

物語は(たぶん)ドイツで数学を教えている教師エルンストが、曜日を間違えてしまい時間ができたので喫茶店に入ります。
そこで人形劇を見せて回ってる老人ドローセルマイアーに出会い、会場まで荷物を運ぶのを手伝ってるうちに彼の人形劇を見、人形劇の魅力に引き込まれ、教師をやめて彼の興行の旅についていくことにしたのでした…。
という話。

児童書なのかと思ったら、大人のためのファンタジーでした。ところどころに真理が書かれていて、思わずドキッとしてしまいます。
運命という扉をノックする瞬間はいつやってくるかわからないけれど、勇気とやる気をもって扉をたたけば道は開かれるんだという、当たり前のことではあるけれど難しいことを教えてくれているように思いました。

ドローセルマイアーにはユーリアという人形がいたように、エルンストにはゼルペンティーナがいる。
壁に当たっても乗り越えればいいし、その時はきっとそばに誰かいてくれる。

なんだか、青年や大人の生き方を考えさせられるファンタジーでした。

人名とかから、ドイツがお好きなのかしら? と思ったらご専門なんですね。
違う本も読んでみたいと思いました。

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